舟で浅草・葛西・お台場花火満喫のよくばり週末旅!

街も空も、夏の色が日増しに濃くなる5月の終わり、子どもたちを連れて東京見物に出かけました。行きたい場所、見たいものはたくさんあるけど、幼い子どもを疲れさせず、そして飽きさせることなく一日を過ごすのは、なかなか難しいもの。

そこで考えたのが、東京スカイツリーからスタートしてお台場へ移動するプランです。

この日はお台場海浜公園で未来型花火エンターテインメント「STAR ISLAND 2018」が開催されるため、夕方以降はお台場で過ごすと決めていたのですが、東京スカイツリーを眺めて、お台場でランチとショッピングを楽しめれば、妻も子どもたちも満足すること間違いなし。

しかも移動は舟!

水上バス1本で移動できることは便のよさだけでなく、移動そのものがひとつのイベントになるので、親にも子どもにも嬉しいことづくめなのです。

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高さ634メートル、世界一高いタワーとしてギネス認定されている東京スカイツリー。迫力満点の姿を真下から見上げるだけでなく、少し離れて全体を眺めるのもオススメです。

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押上駅から5分ほど歩いた場所にある十間橋(じゅっけんばし)は、川の水面に映る「逆さツリー」が眺められることで人気のビュースポット。

あいにくこの日は風でさざ波が立ちキレイな姿は見られなかったけど、「橋の隙間から見るとおもしろいよ」って、背の低い子どもならではの視点とポジティブな発想に心を癒されました。

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東京スカイツリーから水上バス乗り場までは、歩いて10分ほど。川沿いの景色を楽しみながら散歩するには、ちょうどいい距離です。

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船着場は隅田川の岸にありますが、乗船チケット販売所は後方の階段を上がった場所、墨田区役所の観光案内所内にあるので、時間に余裕をもって購入しておきたいですね。

東京水辺ラインの「浅草・葛西クルーズ」で墨田区役所前からお台場海浜公園まで乗船すると、料金はひとり1130円(小学生は半額)。

平日と休日はダイヤが異なり、またレジャーの季節や冬季など時期によっても運航状況が変わるので、事前に確認しておくといいでしょう。

「出発10分前には船着場で待っていてください」とチケット売り場で案内をいただき、行き交う舟を眺めながら水上バスの到着を待ちました。

東京水辺ライン「水上バスで行こう!」オフィシャルサイト

https://www.tokyo-park.or.jp/waterbus/index.html

suito0526-0006やって来た舟は「あじさい」。着岸作業が終わると、すぐに乗船できました。

テーブルがあってゆっくり座れる客室もいいけど、天気がいい日なら、眺めのいい2階のデッキスペースで風を浴びると気持ちいいですよ。

suito0526-0008出航すると、ついさっきまでいた東京スカイツリーが見えるので、子どもたちは大よろこび。

 

いくつも橋をくぐりながら隅田川を下っていくと、こんどは東京タワーの姿を見ることができます。東京スカイツリーと東京タワーの両方を見ることができるなんて、ちょっと得した気分になれますね。

 

築地市場と豊洲市場、まもなく移転する新旧の「東京の台所」も両方見ることができますよ。

 

レインボーブリッジをくぐり、お台場海浜公園に着くまでちょうど1時間。川沿いの歴史や建造物についてガイドしてくれるアナウンスを聞きながらの舟旅は、とても快適で楽しいものでした。

 

お台場ではショッピングモールを中心に観光と食事をゆっくり楽しみ、花火イベントのため再びお台場海浜公園へ戻ります。

 

昨年に続き2回目の開催となる未来型花火エンターテインメント「STAR ISLAND 2018」は、日本の伝統的文化である花火と、3Dサウンドなど最先端テクノロジーによるショーパフォーマンスを融合させた、とても刺激的な催しです。

ゲートオープン時刻にはすで多くの人が集まっていて、規模、そして期待の大きさを感じました。

 

日が落ちて花火が上がるまではしばらく時間があったものの、エントランスや浜辺では大勢のパフォーマーが幻想的なパフォーマンスを披露してくれたため、子どもたちも退屈せずに待つことができました。

 

浜辺一体を使用する広い会場内の至るところから響いてくる、3Dサウンドの臨場感は圧巻です。観客を巻き込みながら一体感を演出したライティングや、炎、水を使ったパフォーマンスも刺激的で、一発目の花火が上がると、大きな歓声があがりました。

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色鮮やかな花火は終演まで次々と打ち上げられ、その美しい背景とシンクロするかのように水辺のステージで繰り広げられたパフォーマンスにも家族そろって大興奮。

「また来年、来ようね」。

キラキラした目で話す子どもたちが印象的でした。

うん。

また来年、来ようね。

未来型花火エンターテインメント「STAR ISLAND 2018」http://www.star-island.jp/

 

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