
東京湾に辿り着く前の最後の橋となる勝鬨橋。隅田川のもっとも下流に架かり、国の重要文化財に指定されています。さらに、跳開部の機械設備が評価され機械遺産の認定まで受けているというから驚き。なにやら凄そうな勝鬨橋、早速探っていってみましょう。
勝利の喜びから架けられた橋

勝鬨とは戦に勝利した時に上げる大きな声のこと。勝鬨橋という名前の由来は、日露戦争で苦戦の末にようやく旅順が陥落し勝利した際、祝勝記念としてここに設置された「勝鬨の渡し」からきています。
日本で一番大きく動いていた橋だったが…

日本の技術と知恵から生まれた勝鬨橋。造られた当時はまだ船が交通の主流で、隅田川に入ってくる船も多く、1日に5回も開閉していたのだそう。しかし、時代は移りゆくもの。橋が開くと交通渋滞をおこすことから、1970年に橋の開閉は永久に停止されました。
アメリカンな船内で旅行気分も盛り上がる!

1920年代にアル・カポネが暗躍した禁酒法時代のアメリカをイメージした船内が特徴の大型クルーズ船「道灌」。ワインレッドやダークグリーンを基調とした内装はとても重厚感があります。古き良きアメリカにタイムスリップして、いつもとひと味違うクルージングを楽しんでみませんか?
●勝鬨橋へのアクセス
・東京駅-(JR山手線1分)-有楽町駅-(東京メトロ有楽町線5分)-月島駅-(都営大江戸線2分)-勝どき駅-(徒歩8分)-勝鬨橋
・東京駅-(JR山手線4分)-浜松町駅-(徒歩9分)-大門駅-(都営大江戸線7分)-勝どき駅-(徒歩8分)-勝鬨橋