2022年度 菜の花と桜のライトアップに関する環境影響調査 (試験点灯)


日時:2023年3月3日(金)~5日

場所:お台場海浜公園 旧防波堤

2023年3月3日(金)から5日(日)までの3日間、お台場海浜公園内の旧防波堤に植えられている菜の花と桜のライトアップに関する環境影響調査 (試験点灯)が行われました。

今回の試験点灯は、お台場海浜公園を訪れた人々にとって居心地のよい空間を提供すること、そして楽しい気分を味わってもらうことで同公園の魅力をさらに向上するための事前調査を目的としたもので、点灯時間は各日18時30分から20時までの90分とやや短く、また照明を当てるエリアも桜が6本分、菜の花を植えたスペースが30メートル程度と規模も控えめでしたが、この『予期せぬ彩り』は、屋形船の乗客や岸から湾内の夜景を眺めていた多くの観光客の目を楽しませたようです。

お台場の旧防波堤は、お台場海浜公園水域の美化や新しい魅力の創出を目的として一般社団法人お台場海づくり協議会が2015年から桜の植樹や維持管理などを行っており、春になると253本のソメイヨシノ、40本の大漁桜、30本の一葉、50本の八重紅大島が鮮やかな花を咲かせる都内屈指の人気桜スポットとして知られるようになりました。

コロナ禍によってお台場を訪れる人も数を減らしましたが、夜の桜を美しく演出することで再び賑わいを取り戻したい。この取り組みには、そんな強い想いが込められているそうです。

生態系など自然環境に与える影響や安全面の確認を行うため、今回の試験点灯は当初予定していた規模の3分の1程度に縮小されたそうですが、わずか6本の大漁桜がライトアップされただけでも、見ている人にとって感動があったことを思うと来年、再来年に向けての規模拡大を期待せずにいられません。

お台場海浜公園から眺める夜の海で、輝くレインボーブリッジと眩く照らされた満開の桜を同時に楽しめる日も、そう遠くないかもしれません。

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